Building a better working world

アソシエイト M. Ikari

2021年入社

入社の動機

海外で暮らしていた経験から、大好きな日本の魅力を世界へ伝える国際的な仕事がしたいという思いが絶えず心にありました。この思いから一時は外交官も目指していました。あわせてクライアントと一緒に価値を生む仕事、自分の成長が組織や社会の発展につながる仕事についても関心がありました。そうした志のもとで進んだのが弁護士の道でした。

EY Lawを選んだのは、企業法務弁護士としてクライアントと協働で価値を創造する上では、会計や税務といった隣接する分野の知見も重要であると考えたためです。そういった環境の法律事務所はどこがいいかと外国人弁護士の先生に相談したところ、「それならBig 4系の事務所があるじゃないか」と教えていただきました。さらに「自律的にコントロールしながら仕事をしたいならEYがいい」とのアドバイスをいただき、EYを志望するようになりました。

入社後の印象・雰囲気

EYのBuilding a better working world(より良い社会の構築を目指して)というパーパス(存在意義)を知ったときは、まさに私が就職活動の軸とした「自分の成長が組織や社会の発展につながる仕事」との考えそのものであると感動しました。このパーパスはEY LawにもDNAのように根付いていると実感しています。新人の私の小さな仕事でもこの大きなパーパスにダイレクトに結び付いているという実感は、成長への確かなモチベーションとなっています。

カルチャーについては、オープン&フラットという言葉がふさわしいと思います。例えば、EY税理士法人のメンバーと私たちがチームを組んでも違和感はまったくなく、交流もスムーズです。分からないことがあれば、教える側も聞く側も抵抗なく自然に情報交換を行っています。この背景には、お互いのプロフェッショナリズムに対するリスペクトの精神があると思います。

仕事内容

入社1年目でありながら、実にさまざまな案件に携わる機会をいただいていると感じます。クロスボーダーの組織再編やM&A、インターナショナルなスタートアップ支援、日本企業の海外子会社の設立支援など、こんなにも多くの仕事に関われるとは想定外でした。毎日が必死で、1秒たりとも無駄にしたくないとの思いで取り組んでいます。もちろん先輩方は熱心に教えてくださるので、全力でその吸収に努めています。

EY Lawではリーガル・マネージド・サービス(企業の法務部の役割をデータとテクノロジーを活用してサポートするサービス)の拡充に力を入れており、私はそれに関連する業務も行っています。任せていただける仕事は、本当に幅広いと感じています。

仕事の魅力・やりがいを感じる瞬間

EY Japanは大きな組織ですから、EY新日本有限責任監査法人やEY税理士法人経由で依頼される案件は、圧倒的に大型プロジェクトが中心です。オープンでフラットなカルチャーのおかげでEY Lawの新人である私もそれらに関与させていただく機会があり、本当に恵まれていると感じています。互いの意見交換も活発で、組織の垣根を意識することはありません。自然と税務や会計の立場からの視点も徐々に身に付いてきていると思います。

クライアントから直接お問い合わせをいただくこともあります。組織再編の案件で、立案や実行の助力を求められたときも、手続きに精通した弁護士やパラリーガルの意見を伺いながら、私のほうで調べてお答えしました。小さなことでもクライアントのお役に立てている実感は、本当に嬉しいものです。1つのステップを踏むたびに「よし!」と心の中でうなずいて、次の一歩を踏み出しています。

今後の目標・キャリアの展望

弁護士としてスタートしたばかりですので、今は自分の力を付けていくことに全力で取り組んでいます。もっと学び、さらに経験を積んで、クライアントに貢献できることを着実に増やしていくことが今の課題です。自分ならではのコアとなる強みを身に付け、いずれは世界中のクライアントから信頼される弁護士となりたいと思います。

一方でプライベートの充実も大きなテーマです。WorkだけでなくLifeも充実させるのが当たり前というのは、EYのメンバー全員が共有している価値観です。私も今後さまざまなライフイベントを迎えることでしょう。EY Japanにはそれらを乗り越えながら仕事との両立を実現している女性の先輩も多く、その背中に私は自分の将来を重ねています。今後のキャリアを考える上でロールモデルが周囲に数多くいる、素晴らしい環境です。

当法人に関心をお持ちの方に向けたメッセージ

弁護士にとって最初の3年間はキャリア形成の上で非常に重要で、この時期に多くを吸収することが将来の成長につながるとよく言われます。企業法務弁護士を志す皆さんにとって、法務に限らず税務も会計も学べ、多様な視点を磨くことのできる環境は、必ずプラスになるでしょう。EY Lawならではのこうした魅力を、ぜひ皆さんにも知っていただきたいと思います。