EY LAW Recruiting 2023

Learning & Development

EY Lawは、業務分野別に必要な力を養うことのできる研修や継続的なスキル向上に役立つ学習機会を用意して一人一人のキャリア形成を支援しております。

Conversation

少数精鋭のフラットな環境が、成長への意欲を後押ししてくれる。
法務の最前線を行くプロフェッショナルファームであるEY Lawでは、メンバーとなられた方々が持てる資源や能力を最大限発揮しながら社会に価値を提供していけるよう、きめ細かな育成体制で、一人一人のキャリア形成をサポートしています。
Y.Masuda
アソシエートパートナー

これまで外資系国際法律事務所および国内法律事務所において、M&A、ジョイントベンチャー、戦略的提携を含む国際的および国内の企業間取引を中心とした幅広いサービスを提供してきた。2021年、EY弁護士法人に入社。

R.Kasuya
弁護士

2022年、新卒入社。会計・税務等の専門家との協働体制とグローバルネットワークの両方を兼ね備える法律事務所の先駆けである点に引かれて、EY弁護士法人を選択。M&A案件に携わる機会が多いことにも引かれた。

一人一人を大切に育てていく
若手弁護士に対する指導体制を教えてください。
増田 パートナークラスの弁護士がカウンセラーとなって、若手弁護士を支える体制が取られています。私もカウンセラーとして1対1で若手と向き合っていますが、複数人を担当しているパートナーもいます。
糟谷 月に1度のカウンセラーとのキャッチアップミーティングでは、カウンセラーが私たち若手に対して指導してくださいます。例えば、前月の業務の振り返りを行い、効率的に業務を進めるためにはどのような点を改善したらよいかといったアドバイスをいただいています。
増田 特に新卒入社の若手に対しては、かなりきめ細かなアドバイスをしています。こうした情報はパートナー会議で共有されており、少なくとも入社1年目はパートナーが連携してしっかり見守っているという安心感を与えられていると思います。
糟谷 私は75期ですが、74期も含めた若手弁護士3人は、隔週でマネージングパートナーとのキャッチアップミーティングに参加しています。3on1ですね。ここでは、税務チームやコンサルタントチーム等の他のサービスラインの専門家とどのように協働したらよいかといった相談を通じて、EY Lawの弁護士として価値向上に向けた学びを得ています。
増田 EY Lawは組織としてはまだ小さく、フラットですから、一人一人の若手を大切に育てようというカルチャーがあります。上下の距離が非常に近いんですよ。1年目、2年目の若手に対してトップが直接指導することが可能なのも、そのためです。
糟谷 修習期の近い先輩がピア・アドバイザーとして相談に乗ってくれる制度もあります。業務はもちろんのこと、例えば弁護士会の委員会はどれに参加したらよいかなど、どんなことでも気軽に質問できます。
少人数・双方向型のトレーニング
入社後の新人トレーニングについて教えてください。
糟谷 入社してすぐ、パートナーの弁護士からM&Aや会社法など、EY Lawが提供している主要なリーガルサービスに関するトレーニングがありました。弁護士としての業務をスタートするに当たって、EY Lawが提供しているリーガルサービスにはどのような法分野が関連しているのか、若手弁護士がどのように業務への関わっていくのか、それぞれの法分野に関する知識をどのように身に付けたらよいのか、他のサービスラインとの協働の仕方についてなど、幅広く学ぶことができたと思います。期間としては3カ月、毎週1時間半くらいの時間でした。
増田 どんな新人であろうと、最初からプロフェッショナルとしてのパフォーマンスが求められるのが弁護士です。とはいえゼロからのスタートではなく、最低限の知識は知っておくべきであるとの考えで行っています。
糟谷 例えばM&Aに関するトレーニングでは、M&Aプロセスの全体像からデューデリジェンスの実施の方法やデューデリジェンスレポートの作成の仕方、株式譲渡契約書の読み方や書き方といった事項に至るまで、幅広く学習することができました。特定の法分野を細かく解説いただく研修ではなくて、どのような方向性で自己研さんをしていくべきかという目標設定をしていただきました。
増田 一番大切なのは主体的に学ぶ姿勢です。そのために、どんな文献・資料をどんなタイミングで開くべきかといったことは教えなければならないと思っていますし、求められるアウトプットのためには何を吸収しなくてはならないか、自分の経験を振り返りながらトレーニングを行いました。「教える」というよりは「成長のきっかけづくり」です。
糟谷 少人数・双方向型というのも大きな特徴ですね。
増田 その通りです。法律事務所の新人研修には、数十人の新人の前に講師が立って解説をするという教室型のスタイルもあると聞いていますが、EY Lawは少人数で膝を突き合わせながら学んでいく、手作り感のあるスタイルです。非常にフレキシブルな学びができると思います。
糟谷 M&Aのプロジェクトにおいては、どのような人員構成で業務を実施し、最終的にどのような成果物を提出するかというプロジェクト全体の説明をしていただけたことで、今後プロジェクトにアサインされた際にも、大まかなスケジュールや最終的なゴールを念頭に置きながら、業務に臨むことができると感じました。
新人も多様な案件に携わることが可能
OJTについて教えてください。
増田 今も申し上げたように弁護士となったその瞬間からわれわれはプロとして期待されているのですから、いつからいつまでがOJT期間ということはありません。あくまで実践で経験を積みながら成長していってほしいというのが基本的な考え方です。
糟谷 入社してすぐにプロジェクトにアサインされるのですが、新人であってもパートナークラスの弁護士と組んで業務を行っています。
増田 その点は他の法律事務所と同様ですが、EY Lawの場合、小規模の組織なのですべてのパートナーとプロジェクトを担当できる点が特徴です。またEYならではのグローバルネットワークを通じた海外案件や、他のサービスラインの専門家との協業といった案件に若手から携われるのも魅力でしょう。
糟谷 上場企業はもちろんのこと、ベンチャー企業の案件にも携われます。株式発行に関する案件もあり、当該業務に関連して契約書のドラフトを作成することがありました。このような案件においても、パートナークラスの弁護士から内部会議などにおいてコメントをいただきながら業務を進めることができました。
増田 新しい案件が入ってきたらそのときに空いている人が担当するというのが基本的なスタイルなので、そこに新人もそうでない弁護士もスタンスの違いはありません。そうしたアサインメントを通じて、あくまでプロとして経験を積んでもらうというのがEY LawのOJTです。厳格なプラクティス・グループ制度を取っていないので、ある程度自由に何でもできるという環境が、こうした実践的なOJTを可能にしていると思います。「若手のうちからいろいろな経験を積みたい」という方なら、非常にやりがいを感じられるでしょう。
意欲に応える英語学習の機会
英語の学習についてはいかがですか。
糟谷 クライアントが海外企業である場合が多く、日本法の概念や法的事項をいかに分かりやすく整理してクライアントに説明できるかといったスキルが求められます。EY Lawでは、英語は重要というより必須です。海外のEYファームとのウェブ会議も盛んですし、オフィスでも日常的に英語が聞こえてくる環境です。
増田 EY Lawでは海外案件に携わっていない弁護士はいません。1日まったく英語に触れないという日もほとんどないです。英語ができなければサバイブできないと言ってもいいでしょう。ただ新人に対してネイティブレベルの英語力を求めるということはありません。私もそうでしたが、業務をしながら学んでいただければいいと思います。
糟谷 学習の機会はしっかり用意されているので、その点はありがたいです。私はEYファームの社内向けの英語研修を毎週受講しているほか、EYファーム指定の外部ベンダーのオンライン英会話のクラスも定期的に受講しています。外部ベンダーを利用する場合に一部費用補助が支給される点も助かります。
増田 語学は自ら主体的に学ばないと身に付きませんから、EY弁護士法人も自ら学ぶ姿勢をサポートするという考えです。学ぶ機会は用意してあるので、どう活用するかは自分次第ですね。
糟谷 先輩が海外のEYファームに出向中ですが、私たちにも海外赴任のチャンスが巡ってくるでしょうか。
増田 現在はまだ制度として用意していませんが、将来的には海外留学や海外出向も制度として整備していきたいと話しているところです。
糟谷 EYファームの研修・育成の機会として、EY Badgesという社内資格の取得ができるプログラムがあり、このプログラムを通じてEY Tech MBA(経営学修士)を取得することができます。これも興味深い制度ですね。
オフの交流も充実しています
最後に業務を離れたコミュニケーションについて教えてください。
糟谷 私の就職活動はコロナ禍で進めたので、面接もオンラインが中心でした。入社後、先輩方とどれだけコミュニケーションの機会が持てるだろうかという不安は多少なりともありましたね。
増田 先ほども触れたキャッチアップミーティングやピア・アドバイザー制度など、業務に関連するサポート制度はありましたが、オフタイムの場で砕けたコミュニケーションを取ることも大切ではないかと考えています。
糟谷 私たちは入社が12月でしたのでクリスマスパーティーがあり、翌1月にはウエルカムパーティーを開いていただきました。4月にはお花見を兼ねた飲み会もありましたし、年に数回はこうした機会があると聞いています。
増田 あとは個別に気の合う仲間と、という感じですね。業務時間内はどうしてもクライアントワークに時間を取られますから、そうしたコミュニケーションの機会を持つことは素晴らしいと思います。これも上下の垣根のない、フラットなカルチャーのEY Lawならではの魅力でしょう。